こんにちは、撮るのも見るのも大好きな写真店スタッフのワタシです。
今日は、式典シーズン直前でも間に合う、実践できる撮影のコツです。
「明日なんだけど…設定どうしよう?」という方も、これだけ押さえれば思い出写真がぐっと安心できますよ。
本題に入る前に…
現場のカメラマンって、遠慮してると、他の人に良いところを持って行かれたり、撮り逃しが起きます。撮るときは積極的に、ズブトイ精神が必要だったりします。
それでは本題…
なぜ今から練習が効くのか?
式典って一発勝負。失敗できない場面が多いです。
けれど、設定や構図の基本を頭に入れておくだけで、案外撮れるようになります。
本番でドキドキしないためにも、家でちょっと練習して自分の流れを作っておきましょう。
以下、具体的な設定・撮影スポット・構図アイデアなどを、さらっとでもいいので頭に入れておくといいかも。
撮影設定の基本ポイント
基本モードはシーンインテリジェントオート + ストロボ発光禁止
カメラのメーカーによっては言い方が違ったりします。Pモードでもokです。

- カメラ初心者さんは、これでまずはOK。カメラがこれだ!と判断して、自動で明るさ・色合い・ピントを調整してくれます。
- ストロボ(フラッシュ)は発光禁止にしておきましょう。突然の光は周囲に迷惑になるし、場の雰囲気も壊しかねません。

補足: 会場内が暗めで、被写体が動く場面が多いと予想されるなら、次の Av モードに切り替えを。
Av(絞り優先)モードでぼけを演出

- Av モードに切り替えて、絞りを開放(F 値を小さく)
- ISO を「オート」に設定
→ これで、暗くてもシャッタースピードを上げてブレにくくしてくれます。 - ぼかしを使って主役を際立たせる写真を練習しておくといいですね。

ここ、重要です。
ホワイトバランスはオートで気楽に
- 室内/屋外で光源が違うと、色味が変わりやすいです。
- ホワイトバランスをオートにしておくと、蛍光灯・太陽光などに応じて自動調整してくれるので、変な色味になりにくい。

レンズはまず標準ズームで腕を磨く
- キットレンズ(例:18-55mm クラスなど)がまずは頼れる味方。
- 望遠レンズは便利だけど、暗所ではブレやすい。慣れてから持ち出そう。初心者さんの場合、望遠は外で使った方が失敗は少ないかも。
- 撮った後にトリミング(切り抜き)で寄せる方法もアリ。
撮影サイズは最大で(RAWで撮ればお力になれるときがあります)
どういうことかというと…
カメラメーカーによっても色々呼び名はありますが、画像のサイズをS・M・Lなどと表示しています。更にカメラによっては、RAW(ロー)で撮影することが出来るものがあります。通常のjpg、tiff、png、bmpなどは撮影後の色調整には限界がありますが、RAWで撮影すると、より微細な調整が可能になります。生データ、とも言います。また、1回のシャッターで両方の画像が出来るカメラもあります。
不安な方はご相談ください。

予備 バッテリー&メモリーカードはマスト
- 朝から丸一日、式典は長丁場になりがち。
- 前日に必ず残量/空き容量を確認し、予備を持っておきましょう。
- 万が一データ破損やカードトラブルが起きても、予備が救ってくれることアリ。
会場にはかなり余裕を持って到着
- いい場所を押さえるには、早め早めが肝心。
- 撮影構図を先にチェックしたり、プログラムを確認したり。
- 人気スポットは混むから、空いてるタイミングを狙って先に撮るのも戦略。譲り合っていると撮り逃すときがあるので、こういったときは、「失礼して、では先に…」がベストです。
押さえておきたい撮影スポット & シーンアイデア
家を出る前の正装ショット
- 式場に着くまでの道すがらとか、ご自宅前で出かける前のスナップを。
- 家族全員+ペットも入れて撮っておくと、後で振り返るといい味出します。
- 顔アップだけでなく、全身アングルも撮っておきましょう。
看板・立て看板前の定番スポット
- 「●年度」「学校名」「幼稚園名」が写るように撮ると、一目でいつどこでが分かる記録になります。私もよくこういった光景を見かけます。朝は集中しますので、終わって帰るときもおすすめです。時間に縛りがなくなるので、他のお友達と撮ったり、いろいろなパターンが撮れます。
- 人気の撮影場所は混みがちなので、朝イチで行くのがベストですが、かなり早く行く必要があります。玄関を入って受付シーンや、先生と撮ったりなど。朝はどうしてもバタバタします。
- 入学/入園のときと、卒業/卒園のときで同じアングルで撮ると、ビフォーアフター風になっていい感じです。ここ数年、お客さんの写真をプリントしていると多いです。
親子ショットも忘れずに
- お子さんだけじゃなくて、ご自身もちゃんと写る1枚を。どうしてもカメラマンって写真が少ないんですよね。撮ってあげてばかりいるから自分の写真が少ない。最近家族から自撮り棒を頂きました。(笑)便利です。
- 子供の成長とともに、親自身も時間とともに変化します。
- また、他の保護者さんと写真を撮りあったり、「一眼で撮ってあげるよ」と声をかけあったりすると、人間関係にもプラスかも。
携帯電話の普及で、撮ってすぐ送れるので便利ですが、写真にして渡すのもおすすめです。撮るときに一度会って、写真を渡すときにもう一度渡すために会える理由が作れるんですよね。コミュニケーションにも有効。
入場・退場・証書授与シーン
- プログラムをあらかじめチェックして、シャッターチャンスを把握しておこう。
- 会場内で動きにくい場合もあるので、自由席なら早めに良い位置を確保。
- ただし、他の人の視界を遮らないよう配慮を。
式典って一度座ると動けないんですよね。所によっては座る席が決まっていたりします。
校舎/教室/思い出の場所を巡って
- 卒業式になると、教室・廊下・机・ロッカー・遊具など、思い出スポットがすごく効いてきます。
- 子どもに「ここが好きだった場所ある?」と聞きながら回ると、心温まるスナップになります。
色々な写真を見る機会がありますが、ほとんどの方は人がメインです。どんな学校だったのか、どんな教室だったのかなど、人が居なくてもそれらが後々、記録になります。新校舎が建ったりしたときに、古い校舎が懐かしくなります。仮に、卒業してしまっても、新校舎は撮りに行く物好きなワタシです。
撮影後はプリントして形ある思い出に
- データだけに頼ると、消失や破損のリスクがつきまといます。
- 写真店でプリント、ネットプリントやフォトブックサービス、自宅プリンターで印刷 — 選択肢はいろいろ。
- 特に A4 や大判にしてもきれいに出るカメラなら、印刷で見映えがグッと良くなります。
- せっかく撮った これだ! と思える一枚は、ぜひプリント化して残しましょう。
まとめ(おさらい)
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 設定 | シーンインテリジェントオート + ストロボ禁止、暗所は Av モード(絞り開放 + ISO オート)またはPモード |
| ホワイトバランス | オート設定で光源変化に対応 |
| レンズ | まずは標準ズーム、慣れたら望遠も活用 |
| 予備機材 | バッテリー・メモリーは予備持参 |
| 会場入り | 早めの到着・構図確保・事前チェック |
| 撮影スポット | 家庭前ショット/看板前/親子/式典シーン/思い出場所 |
| プリント | データ保護+思い出の価値アップとしてプリント推奨 |
家携帯電話での撮影も全然okです。その際は自撮り棒も便利ですよ。
ぜひ最後に、当店へどうぞ!
式典で撮った大切な写真、ふだんスマホで済ませてる方も多いと思いますが、プリントされた写真には 物語 が宿ります。
「この角度で撮りたい」「この一枚を大きく残したい」などご希望があれば、当店でぜひプリントをご利用ください。
データ入稿・店頭持ち込み、どちらでも OK。
思い出を 形 にして、いつでも見返せる宝物にしましょう。
不安な方は遠慮なくお問い合わせくださいね。



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